結構ブックビルをパスされる方も多い岐阜造園、名証と言う市場がネックとなっていますが、実際はどうなのか確認します。
IPO企業情報
上場市場 名証
公募株数 400,000株
売出株数 0株
OA 60,000株
合計 460,000株
仮条件 1,000~1,150円
公募想定価格 1,000円
市場吸収額(最大) 約5.3億円
仮条件を公募想定価格より上げて来たため、市場吸収額は5億円を超えて来ました。
この額になると名証では重たいと感じて来ます。
主な株主
小栗達弘 27.61%
小栗弘 26.36%
小栗勝郎 26.00%
岐阜造園社員持株会 7.11%
伊藤俊秀 1.48%
舟橋恵一 1.48%
山﨑茂 1.48%
山田準 1.48%
川下保博 0.99%
小栗育子 0.65%
ほとんどの株主に180日間のロックアップが掛っていますが、掛っていない株主も存在します。
あえて売りには出さないと思いますが、今のロックアップは当たり前の流れで、ロックアップを掛けない理由も良く解りません。
総合評価
売上・利益を見ても、思いの外しっかりとした業績だと感じました。
純資産率も堅調に推移しており、堅実な会社だとの印象です。
これで市場吸収額が少なければ、ぶっ飛ぶ可能性は秘めているのですが、いまの段階ではぶっ飛ぶ可能性より公募割れのリスクが高いと判断。
ただ、冒頭でも記載しましたが業績は堅調で下値も限定的と考えます。
初値予想 11,00~1,700円
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