8月から始まったIPOラッシュですが、シルバーウィークも控えそろそろ息切れ感も見られます。
直近のIPO初値状況
ノムラシステムコーポレーション
市場吸収額は約5.3億円と小さかったものの、やはりジャスダックと言う事と、業績的にも伸びが今1つだった事が初値高騰の重しになったと考えます。
公募価格960円に対して初値は1450円と+51%となりました。
初値予想1,400 ~2,000円と予想していたので何とか引っ掛かった所で、もう少し真ん中に入れたかった。
最高値は1,699円まで上がりましたが、終場で勢いが無くなり1,385円で取引を終えました。
カナミックネットワーク
市場吸収額は約7.3億円だったものの、業種的にも面白く、今後の業績伸びが評価された形となります。
その結果、初値は想像以上の伸びを叩き出し、公募価格+186%とセラク以来のポテンシャルを見せました。
やはりマザーズは強い、正直ここまでの伸びは全く想像出来ませんでした。
他のIPO初値状況
銘柄 | 評価 | 公募価格 | 初値 | 騰落率 |
デファクトスタンダード | A | 16.3 | 23 | 41.1 |
ベイカレント・コンサルティング | D | 21 | 19.63 | -6.5 |
デジタルアイデンティティ | A | 15.4 | 29 | 88.3 |
カナミックネットワーク | A | 30 | 86 | 186.7 |
串カツ田中 | C | 39 | 44.25 | 13.5 |
ノムラシステムコーポレーション | A | 9.6 | 14.5 | 51.0 |
style=”text-align: right;”>単位(万円)
初値高騰キーワード
今更ですがIPOの初値を直近の銘柄で再確認。
1.市場吸収額
2.業種(類似企業がない、ネット関連、未来企業)
3.需要(ストックオプション・ロックアップ)
4.上場市場
5.重複上場
6.1単位価格
今までと大した変わりはありませんが、最近の初値結果を見ていると昔ほどネット企業だから何でも上がる状況は完全に無くなっています。
現時点で一番重要なのは、市場吸収額で、業種は2番手に落ちている気がします。
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