IPOの勢いのある3月前半戦、この勢いなら問題なく全部のブックビルに参加と行きたい所なのですが少し悩んでいるのがユー・エム・シー・エレクトロニクス。
初見のブックビル参加予定はCとしていますが、さてさてどういたしましょう。
ユー・エム・シー・エレクトロニクス
主幹事は久し振りのみずほ証券、あまり相性は良くありません。
公募株数は1,613,000株、売出株数450,000株、OA309,400株と結構な枚数があります。
仮条件も3000円~3100円となっているので、仮条件上限で決定した場合、市場吸収額は約73.5億円となる。
公募想定価格3400円から市場状況を考えてか、仮条件を下げて来ています。
承認日が2月9日で当日の日経平均終値が16,085円、現時点での株価が16,188円なので当時よりは日経平均は上げています。
現時点はかなり不安定な市場状況、今の株価をキープしているかは全く未知数。
この規模だと市場環境が大きく影響するため、あえてIPOを取る意味はあまりないのかも解りません。
IPOに力を入れてます、まだ口座数は少ない証券会社!安藤証券
主な株主一覧
ユー・エム・シー・エレクトロニクス(株) 21.87%
S・ウチヤマ・ホールディングス(有) 21.25%
東京センチュリーリース(株) 13.58%
H・ウチヤマ・ホールディングス(有) 9.18%
O・ウチヤマ・ホールディングス(有) 7.87%
(株)豊田自動織機 3.85%
NOK(株) 3.64%
(株)商工組合中央金庫 2.54%
(株)みずほ銀行 1.91%
UMCグループ社員持株会 1.69%
株主一覧にベンチャーキャピタルは見当たらず、ストックオプションの行使残高はあるものの行使期間には入っていない。
主要株主には90日間、1.5倍のロックアップが掛っており、全体的な需要は安定している。
PER的に考えると3100円での仮条件上限は、若干ではありますが割安感はあると考えます。
冒頭でも記載しましたがIPOで無理して参加する必要はないと思いますが、よほど環境が悪化しないと割れる恐れはないと判断して、ある程度の参加はして行きたいと思います。
成長率 | 吸収額 | 環境 | 需要 | 業種 | 他要素 | 総合 |
3 | 3 | 2 | 4 | 3 | 3 | 18 |
ブックビル参加予定 C
初値予想3100円~3800円