IPOブログ村を見ても、日本郵政グループのブックビル参加予定は割れています。
そりゃあ悩みますよね、超大型IPOとなるとなかなか読みが難しく、しかも市場吸収額が大きすぎるため個人投資家の思惑はほぼ皆無となりますから厄介ですね。
あくまで現時点での個人見解を披歴します。
日本郵政
日本郵政の主たる事業は物流サービス、ゆうパックやゆうメール等を取り扱う運送事業を行っています。
個人的にはクロネコメール便を廃止に追いやった憎っくき日本郵政、国営事業であればこんな荒業も出来ましたが民営化したらそうは行きません。
ライバル企業としてクロネコ、佐川急便等がありますが、ネットワークで行くと日本郵政が断然有利ですが、その分負担も大きいと思われます。
ブログ村等では割安との判断も多い様ですが、成熟した民間企業と単純に比較すること自体に無理がある。
日本郵政は今後、自己株式の取得予定があるのでその点に関しては中期で考えると少しは買いの材料とはなる。
ブックビル参加予定 C
ゆうちょ銀行
現在最大の預貯金を蓄える三菱東京UFJ銀行の、実に1.5倍を超える預貯金額を有するゆうちょ銀行。
日本最大級のメガバンクの登場です。
利益はやや右肩上がりだが先詰まり感が否めない、豊富な資金を上手く活用出来れば良いが国策事業であった会社が急に民営化されて急速に舵を切れるとも思えません。
配当性向目標が50%以上とはなっていますが、配当利回りはかなり低くなりそうと考えるとこれも買い材料とは言い切れない。
業績と公募価格を考えると、何処を切っても買い材料は見当たらずこれは買いだとお勧めは出来ません。
ブックビル参加予定 C
明日はゆうちょ銀行と、かんぽ生命のブックビル参加予定を検討します。
他のIPOブログ情報はこちら
にほんブログ村