11月4日に上場が予定されている日本郵政(日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険)、今世紀最大とも言われる超大型IPOです。
新規公開株をしている人には凄く気になる銘柄で、今一番注目されている銘柄でしょう。
雑誌からも日本郵政のIPOについて取材も受けましたし、メールなどでも問い合わせなどが多いですね。
中でも日本郵政のIPOは儲かるのか、成功しますかと言った内容が多いのです。
答えは『解りません』です。
現段階で初値が公募価格を上回るのかどうかなんて、誰にも解らないんじゃないでしょうか。
公募価格が割安なのか、上場日の市場環境、海外情勢、機関投資家の意向、多くの要因が折り重なって初値が決定します、そんな上場当日の事まで想定するのはとても難しい。
せめて公募価格位は解らないと、割安・割高の判断も出来ないですもんね。
ただ今回は政府主体のIPO、公募で得た資金を復興予算にあてがう算段なので失敗は許されません。
今回もNTTの時の様に1回での売出では終わらないでしょう、となると当然1回目は成功させなければ2回目の買い手が付きません。
となると何としても下支えが必要で、証券会社だけではなく国策としての下支えが考えられます。
市場環境を整えるためにも、事前の買いが入る可能性もあり、今回の世界株暴落が一旦落ち着いた後は色んな意味で買い相場が来るかも知れませんね。
買いかどうかの判断は難しいですが、下支えは期待出来るとだけは言えるのではないでしょうか。
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