まれにみる大規模IPOの日本郵政、今から公募割れするのか、初値高騰するのか皆さん興味深々ですよね。
当然私も凄く気になります。
正直今の地合いは悪くないと思いますし、世界的な景気状況も悪くない(ギリシャ問題もすぐに忘れられるでしょう。)
とりあえず過去の大型IPOを見てみましょう。
1987年2月 NTT
NTTの初値結果は公募価格119万7000円を上回り160万円の初値を付けた、この時はバブル真っただ中、見事一次は成功してその後300万円を超えて行ったそうです。
しかし1987年10月、ご存知ブラック・マンデーによりニューヨーク株が大暴落、バブル崩壊の始まりです。
この時はバブル真っ盛りでイケイケドンドンの時代、東証時価総額はこの時に近いのですが同じ状況になるとは言えませんね。
2010年4月第一生命
こちらは私も公募獲得参戦した第一生命、公募価格14万円に対して16万円の初値となり結構美味しくいただけました。
初値時点での時価総額は1兆6千億円となり名実共に大型IPOとなっています。
当時としては珍しい一本値方式を適用した案件でした。
2014年10月 リクルートホールディングス
この時はIPOとしての評判が悪くブックビルにも参加しませんでしたが、公募価格3100円に対して70円だけ上回り3170円で初値を付けました。
当時の市場吸収額は2000億円超の大型案件ですが、第一生命やNTTと比べてしまうと小型案件になりますが、この規模でも需要面で大きく不安視される状態でした。
公募割れするの?
まあ、なんだかんだと言いながら、大型IPOは何とかこなして来ている感じです。
じゃあ安心かと言いますとそうではありません。
結局の所、公募価格も決まってないのに何が公募割れだ?そう思った貴方が正しい。
超大型案件に対して、個人の意思などそこにはないでしょう。
公募価格が割高であれば機関は買いませんし、安ければ買う。
超大型IPOはIPOの基本が大きく反映されるでしょう、それプラス国や証券会社の思惑が入って来ます。
と言う訳で、凄く気にはなりますが、今はまだ公募割れ云々を語る時ではないでしょうね。
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