IPOを公募株で獲得したいと思うのは、当然ですが新興市場のマザーズやジャスダック。
当然市場吸収額も少なく、IPO上場日に人気化するのは新興市場ですもんね。
しかし東証2部の会社が“意外に”面白い!との記事を見つけました。
内容的には東証2部案件は地味な感じがしてますが、生活の中では意外と商品やサービスを提供している一般的な会社が多く身近な存在だと。
実債に取材した2部でIPOした企業では、6097日本ビューホテル、6240ヤマシンフィルタなどは社名も知らなかったが、商品をみると『おおっ』とピンとくる商品があったそうです。
上記会社は、派手な成長戦略を打ち出してもいないが、堅実に今までの事業を遂行して行くと言う印象を受けたそうです。
IPOの初値は当然今後大きな成長性を見込んで買いに走りますが、コツコツタイプの東証2部銘柄はやっぱり人気が無く、下手をすると公募価格を割り込む可能性があります。
記事によると2014年にIPOで上場した会社は76社となり、その内マザーズ、ジャスダック、名証セントレックスなどの新興市場が55社、東証1部が10社、東証、名証2部が11社となっています。
2014年IPOの初値で公開価格割れとなったのは15社、このうちマザーズなどの新興株市場は4社だったのに対して、2部銘柄は6社と当然と言えば当然ですが、半数以上が2部銘柄となってしまっていました。
まあ後は当然の事で野球に例え、1部はプロ野球1軍、2部は2軍、新興株市場は甲子園の高校野球。
甲子園には人が集まるが2軍には集まらない、あとは新興市場のIPOは市場吸収額が少なく需要面で人気化すると分析。
分析ってほどの事かい!!って1人突っ込みながら記事を読み終えました。
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2部は新興市場株よりも優良企業が多い!!
記事の続きではIPOで初値をつけた後にも触れています。
2014年度に上場した企業76社の初値と、今年の4月23日時点での株価を比較
東証1部銘柄は平均+38.8%
2部銘柄は平均+9.1%
新興銘柄は+5.3%
岡三証券の人曰く、2部は新興株市場よりも上場基準が厳しく、優良企業が多いから当然の結果だと。
いや違うでしょ。
私の考えは全く逆です。
評価は公募価格~現在の価格で評価すべきですね。
新興株IPOは初値が高騰し過ぎるから、その後の上昇が難しいのです。
公募価格から現在の上昇率で行くと、圧倒的に新興市場の企業の方が高いはず。
正直、上がる銘柄は爆上げするが、初値天井の可能性の高い新興市場+5.3%は恩の字かと。
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