ANA・JAL・LCCお盆期間の運航比較
ANA・JAL・LCCそれぞれのお盆期間中8月10日~19日の運航状況を比較し、IPOの参考にしてみたいと思います。
JAL(日本航空)お盆期間グル-プ利用実績
国内線
- 国内線の旅客数は前年同期比4.1%減の105万7219人。
- 提供座席数3.8%増の142万0961席、利用率は74.4%。
- 8月の月間予約数は、前年並みを確保。
国外線
- 国際線の旅客数は同2.5%増の25万5838人。
- 提供座席数0.3%増の28万1450席、利用率は前年を約2ポイント上回る90.9%。
- 欧米の長距離路線、ハワイ・グアムなどのリゾート路線が引き続き高い利用率。
- アジア圏の中距離路線も間際で高い伸び率。
国内線でピーク期間だけを見た場合には、旅客数が前年をやや下回る結果となったが、国外線は概ね順調である。
ANA(全日本空輸)お盆期間グル-プ利用実績
国内線
- 国内線は旅客数が前年同期比2.5%減の147万0258人と前年を下回った。
- 提供座席数は2.7%増の200万7379席、利用率は73.2%。
- お盆期間だけではやや前年を下回るが、8月月間では前年並みの予約。
国際線
- 国際線は日本発着便の旅客数が同11.9%増の22万0257人と2ケタ増。
- 提供座席数は10.2%増の24万3704席で利用率は90.4%。
旅行需要が分散傾向にあり、お盆期間をみると、やや前年を下回って推移しているが、こちらも国外線の北米・リゾート線が盛況だった。
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LCC(格安航空会社)盆期間、各社利用実績
- LCC各社の利用実績は好調。
- ジェットスター・ジャパンのお盆期間の国内線利用実績が、提供座席数2万8800席に対し、総旅客数が2万5790人の利用率は89.5%。
- ピーチ・アヴィエーションの利用実績は、国内線の提供座席数が3万9600席に対し、総旅客数が3万7348人の利用率は94.3%、
国際線の利用実績は提供座席数が1万4400席に対し、総旅客数が1万2776人の利用率は88.7%だった。
LCC各社の国内線利用率は90%近い数字をたたき出しており、好調と言える状態です。
以上強弱が出ました、国内線の利用率が70%台にとどまっているANA、JALに対して、LCC各社は90%近くと大幅に上回っており、国内線戦争はLCCに軍配が上がった。
しかし国際線はANA、JAL、LLC共に90%以上と高い数字をたたき出す結果となった、皆さんお金持ちですね~。
今のところ国内線においてはLCCが優勢状況、今後のANA・JAL vs LCCの状態次第で株価に大きな影響が出るでしょうが現時点では想定内、IPOには影響のない程度かと思います。