IPO氷河期の真っただ中
DWTと日本海洋掘削とユビキタスの3社しか当選しませんでした、と言うより新規上場した会社自体が少なく、正にIPO氷河期と言った所。
IPOの数は2008年は49社、2009年はたったの19社でとても新規上場しようと言う雰囲気ではなかったですね。
ただ新興市場の平均調達額は2002年の14億円が最低水準(でも上場数は124社)だったのに対し、2009年は27億円と結構頑張った金額。
上場できる水準だからすぐ上場と言った流れではなく、じっくり様子を見ようと言った感じでした。
他には、特に見せ場もない2009年でしたね。
プラチナIPO当選多数 GMOクリック証券
2010年のIPO
2010年の新規公開株は2009年で底を打って、少しだけ回復となり22件の新規上場がありました。
しかしまだまだIPOの冷え込みは厳しく、復活した感じは見受けられませんでした。
しかし2009年と大きく違うのが市場吸収額。
前年の2009年は19社上場で572億円でしたが、2010年は9,071億円と大きく飛躍。
この理由は簡単、超大型IPOと言われた第一生命が7,153億円、続いて大塚HDが793億円と大型IPOが上場しました。
これだけの市場吸収額を吸収出来るのかと、IPOブログ村でも不安視する声が上がっていましたが、第一生命は市場の不安を良い意味で裏切り、公募価格を14%上回っての初値を付けました。
なんだ、たった14%かと思われるかも知れませんが、これだけの大型IPOで14%も上回れば十分な利益を確保出来ます。
当時も弱小投資家の私にすら、店頭からと引き合いがある位ですから取り放題のIPOでした。
私もある程度は頂きましたが、当時勇気を持って突撃された方は大きな利益を出していましたね。
ある意味大型IPOが、新規公開株の復活を予感させる年でした。
ポチッと応援お願いします
にほんブログ村