日経平均の下げと、世界事情
3月15日(金)の日経平均は大きく値を下げ、前日比-3-3%(-488.32)の14327円で取引を終えました。
NYダウの大幅な下げや、ウクライナ情勢の悪化などでリスク回避のために円買い・ドル安の流れとなり14日の東京外為市場が1ドル101円台半ばまで円高が進み売りを誘ったみたい。
先週頭15250円程度から考えると、悪材料が続いての1000円近くの暴落状態。
大手企業の業績はまずまずの好決算を出してきているので、下げ過ぎとの声もあるが、株は先の業績を見るもので終わった決算に意味はなさないと考えます。
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直近上場予定IPO日立マクセル・ジャパンディスプレイへの影響は
IPOの日立マクセル・ジャパンディスプレイ共に東証1部への上場が決まっており、どちらも市場吸収額が大型となります。
しかし大型とは言え日立マクセルは780億円に対して、ジャパンディスプレイは約4000億円となり超大型IPOと言えるでしょう。
日経平均が暴落しようが、新興市場のマザーズやジャスダックで市場吸収額が小さいIPOなら全く問題ありませんが、この続落状態で連続して東証1部で資金を吸収するには厳しい状態と言わざるえません。
急速な回復があれば良いですが、現時点では公募付近の攻防となってしまうのではないでしょうか。