IPO(新規公開株)三洋貿易株式会社新規承認!
- コード 『3176』
- 社名 三洋貿易株式会社
- 業種 卸売業
- 市場 東証2部
- 上場日 10月23日
- ブック期間 10月3日~10月10日
- 公開株数 公募1,300,000株、売出260,000株 OA429,000株
- 主幹事 三菱UFLモルガン・スタンレー証券
- 公募想定価格 460円
- 売買単位 100株
- 市場吸収額 15.1億円
- 幹事 大和証券・SMBC日興証券・野村証券・極東証券・藍澤証券・東海東京証券
創立昭和22年5月28日とかなりの老舗会社、平成23年9月期の年商336億円となかなかの規模の会社です。
ゴム事業部
1952年に当時世界有数の合成ゴムメーカーであるカナダのポリサー社の総代理店となって以来、同社の各種合成ゴムとその加工技術を国内に紹介し、わが国ゴム工業の発展に寄与してきました。
化学品事業部
高付加価値化学品の輸入、国内販売、輸出を行っています。
機械・資材事業部
2つの営業グループ及び業務グループで構成されており、粉体マーケットでは主に畜産動物及び養殖魚飼料加工用造粒機を取り扱い、環境マーケットでは都市ゴミ、木質バイオマス、各種リサイクル品専用の造粒機の販売を通じて資源化・燃料化(RDF、RPF)などの環境改善面でも活動しています。
産業資材部
自動車シート用皮革の専門メーカーである米国GST AutoLeather社と長年にわたりタイアップし、トヨタ・ホンダ・日産など日本の一流自動車メーカーに卸しています。
科学機器事業部
海外の先端技術を持ったメーカーから分析装置や各種科学機器を輸入し、国内企業への販売と技術サポートを行っており、分析・計測・ソフト技術者によるシステムの開発からアプリケーションサポート・メンテナンスまで行います。
既存株主一覧
三洋貿易 10.18%
東亞合成(株) 5.86%
損害保険ジャパン 5.02%
玉木廸 4.45%
三菱東京UFJ銀行 4.45%
三井住友銀行 4.45%
三井住友信託銀行4.45%
他、生保会社
などなど、銀行、生保会社と大手一流企業の名前が連なっていますね。
上場後の株が一気に放出される懸念は少ないでしょうが、成熟企業で今後の急激な成長が見込まれないIPOの初値上昇は見込めませんね。
詳細はまた後日と言うことで。